この冬、12月にしては、ちょっと寒すぎかな~とドン引き中です。
ワークマンイージスを2年間、普段用、海外旅行時や冬の夜釣りの防寒具として、使い倒してきた僕ですが、釣り用のモデル「イージスオーシャン」が発売されたと知り、早速夫婦で使ってみました。
「冬の釣りが寒すぎる。おしゃれ度外視でもいいから、凍えない装備が欲しい。しかも、安くて丈夫なやつ。」という僕のニーズに、ワークマンイージス(以下、ノーマル)はかなりマッチしていたため、イージスオーシャン(以下、オーシャン)にも期待していましたが、結論から言うと、
・オーシャンの方がタイトで、ノーマル程下に着こめず、単体での暖かさもノーマルの方が上
・動きやすさはオーシャンの方が上
・カタログスペック上の防水性能は、ノーマル>オーシャンだけど、実用でオーシャンの防水が劣ると感じることは無い(販売店の店長談)
・オーシャンが特に蒸れるというとは無い(らしい)
です。
オーシャンの方がタイトで、ノーマル程下に着こめず、単体での暖かさもノーマルの方が上
いかにお金をかけずに、ここぞという時(冬の夜釣りとか)の寒さを乗り切るかということに焦点を当てると、アウターであるイージスの中に、手持ちの防寒着をどれだけ着込めるかという点が重要になります。
僕の場合、「レイヤリング?何それ」な感じで、上から、
・イージス
・ユニクロプレミアムダウンコート
・毛糸のセーター
・フリース(+腹巻)
・タートルネックのヒートテック下着
がいつものパターンで、ミシュランタイヤのマスコット状態で着込んでいます。が、オーシャンでは、少なくともダウンを下に着るには、ちょっと無理そうです。
また、単体の暖かさ比較ですが、
・気温5℃
・自転車通勤の帰宅時30分間
・時速15~20km/hくらい(風速5m/s位)
・下はふつうのイージスじゃないズボンのみ。
という、大体体感0℃くらいの条件で、
・ノーマルだと、体が温まるのが、走り始めて大体15分位
・オーシャンだと、25分位
という感じで、明らかな体感の差がありました。どちらも風は通さないのですが、オーシャンは、生地を通して冷気を感じます。妻曰く、百貨店で買った、デザイン重視のスタイリッシュなダウンと同程度の暖かさとのことでした。
動きやすさはオーシャンの方が上
これは、明らかにオーシャンの優れている点だと思います。常に腕を動かし続ける、名古屋釣法などでは、肩こりが減りそうです。
カタログスペック上の防水性能は、ノーマル>オーシャンだけど、実用でオーシャンの防水が劣ると感じることは無い(販売店の店長談)
これは、ワークマンの店長曰く、
「皆さん気にされるけど、暴風雨如きで差の出る数値では無いので、安心して」
とのことです。オーシャンは前のチャックの作りは水の侵入に強そうなので、前から波を被った時(そもそも色々とアウトだけど)なら、オーシャンの方が被害は少ないと思われます。
オーシャンが特に蒸れるというとは無い(らしい)
これは、僕が「オーシャンは透湿じゃない」という話を聞いたので、一番気にしていたところですが、船釣りで早朝から6時間ほど、途中日が昇り暑くなったため、僕がシャツとフリース2枚になった日に、船を降りるまで脱がなかった妻曰く、「暑かったけど、蒸れている感じはなかった」とのことでした。ここは、自分の感想では無いため、また後日、要検証かもです。
というわけで
僕的に、ノーマルは真冬用、オーシャンは、春先の夜釣り用という使い分けになりそうです。オーシャンは待望の釣り専用イージスですが、それ自体に無敵の防寒性は無いため、厳寒期に使うためには、高性能な下着や発熱する何かが必要です。下着にお金がかかるとなると、僕が追い求めている「安くて丈夫で暖かい」から外れてしまいます。
オーシャンは中綿が少ない分、コンパクトに畳めるので、冷えるかどうかわからない日にも気軽に持っていけるということもあり、個人的には、春先(3月~)用の防寒着かな、と感じました(ノーマルは丸めてフードに収納できるけど、かなりかさばり、友人4人で釣りに行く時などに予備の防寒着として上下で持っていくと、かなりのブーイングを受けたりします)。
ただ僕の場合、ノーマルでレイヤリング無視して着込んで、ホッカイロやハクキンカイロを使っても、精々体感-2~3℃が耐えきれる限界なので、この冬ついにその限界を超えた寒さになりそうなら、もう一工夫必要かなと考えています。
ワークマンの防寒着についてはこちらの記事で紹介しています。