コロナでリモートワークになってしまいました。通勤時間が無くなり、その時間で家庭菜園、ベランダ菜園しているのですが、超楽しいです。我が家は未だ外出自粛中ですが、おうちサイコー!
みょうが 3年目
栽培開始当初から、肥料はそれほど必要ないという説を鵜呑みにしていたのですが、株分けしたやつを育てている実家の父曰く、
「油粕を入れたら凄い茂った!」
とのことだったので、マネしてみたところ、去年をはるかにしのぐ茂りっぷりです。これは梅雨のみょうがバブルが楽しみです。
パプリカ 3年目
こちらは先週まで、新芽部分でアブラムシの被害が酷かったのですが、強力な霧吹きを導入し、問題解消しました。
既にパプリカの赤ちゃんがいくつかできています。パプリカは栽培が容易の割に野菜としての単価が高いので、ベランダ菜園でも黒字化しやすい部類ではないでしょうか。ネット上では連作障害が出やすいとのことですが、3年目でも問題はなさそうです。
ミニトマト
コンパニオンプランツ(近くに相性の良い他の種類の野菜を植えることで、両方の作物につく害虫が減ったり、養分を効率よく吸収してよく育つという組み合わせ)として、マリーゴールド、ネギ、バジルを混植しました。卵殻は、カルシウム不足防止のためです。
去年の夏にサビダニにやられたものの、秋に復活し、冬を越したミニトマトが甘くびっくりしました。
きゅうり
昨年、前半はうどん粉病、後半はべと病にやられ、きゅうり地獄(きゅうりの収穫ラッシュの夢)を味わうことができませんでした。
うどんこ病は、重曹スプレーと苦土石灰でなんとかなると判明したため、今年は同じ過ちを犯さぬよう再チャレンジです。すでに若干アザミウマにやられていますが、天敵が来てくれるのを待っており放置中です。
無農薬栽培で揃えるべき園芸用品
ベランダ菜園ということで、無農薬で作るということに重きを置いており、農薬は使っていません。なので毎年アブラムシとアザミウマや各種病気に苦しめられています。
ただ害虫については、コンパニオンプランツ、バンカープランツ(害虫の天敵を呼び寄せる植物)と、霧吹きで、病気は苦土石灰を(栽培中にも)適当にまくことで、収穫まである程度持ちこたえていると思います。肥料は油粕と、緊急用の液肥(ハイポネックスとか)があればとりあえず大丈夫です。
そんなわけで、ベランダ菜園を無農薬でやる場合、土とプランター等の他には、
- 霧吹き(大容量で強力なやつ)
- 苦土石灰
- 油粕
- 緊急用の液肥
このあたりをまず揃えればひとまずは大丈夫だと思っています。土の再生も苦土石灰と枯れた作物の堆肥?で今のところしのげているようです。
ちなみにコンパニオンプランツについては諸説あるものの、こちらが詳しいです。
http://fanblogs.jp/yamatabijiyujin/archive/82/0
こんな図を眺めながら組み合わせを考えるのが、楽しいです。
つい先日、バンカープランツのパクチーの花にアブラムシの天敵のアブが飛んできて、悪いやつ(アブラムシ)を食べてくれるのを眺めたりするのもベランダ菜園の醍醐味です。
昨今の園芸ブームに乗り、ネット上に情報が氾濫している感があり、その質も玉石混交のようですが、信用できるのはやはり農家の方や学術的な情報と、自分の経験というところが本音です。