我が家でクラウンキリーが繁殖しています。
クラウンキリーとは、こんな魚です。
めだかは水草を沢山入れた鉢に入れておけば増えるもので、そこは熱帯魚でも変わりません。メイン水槽の水草をぽいぽい入れて、オスとメスを入れて、しばし待ちます。
が、2018年の夏、7月上旬から最高気温35度超えの猛暑日が容赦なく続いたため、やむなくメダカ鉢を冷房の効いている室内に避難。
順調に産卵→孵化しているようです。
採卵は一切せず、水面の水草に寄り添って浮いている孵化したての稚魚を、ひしゃくですくって稚魚水槽にドボンするスタイルです。
産まれたてのクラウンキリーの稚魚はかなり小さいです。初期試料はゾウリムシが良いとのこと。確かに歩止まりは良いです。
というわけで、最近はネットで調べた情報で、ゾウリムシ培養に勤しんでいます。
ゾウリムシ培養
1.葉物野菜をちぎって、水に浮かべておく(今回、ルッコラを使いました。)
2.葉っぱが腐ってくるころ、ゾウリムシが湧いてくるため、これをスポイトで採取して種水とする
3.種水を、米のとぎ汁を薄めた水に入れる
4.しばし待つ
5.ゾウリムシがめちゃくちゃ湧く
6.手順3に戻る
ネット上の情報では、大体こんな感じでした。
(ほかにも、培養液に生茶を使う、乳酸菌入りの整腸剤を入れるなど、色々方法はあるようです)
が、稚魚用のエサとして、ある程度の数をキープするためのポイントとして、個人的に追加で以下を実践しています。
・米のとぎ汁は、ゾウリムシのエサとなる乳酸菌のエサのようなので、カルキを抜いた水に混ぜた後、種水と合わせる前に一晩置いて、熟成?させる。
※水キムチを作る時も、米のとぎ汁を常温で半日放置で乳酸菌が爆殖するとのこと。
・米のとぎ汁の量は、水に対してほんの少し(2ℓペットボトルで30㏄位?)で良い。
そもそも、正確に分量を量っても、とぎ汁自体の濃度が均一で無いので、目で見ながら調整した方が無難です。後日粘り気のあるカスが大量に水中に舞う場合、妻曰く「これはカビている。天然酵母で毎日パンを作ってる私が言うのだから間違いない」とのこと。薄っすら濁るくらいが良い成績です。
(以上、非科学的な僕個人の思い込みも多々あるため、突っ込み歓迎します。)
ゾウリムシ運用方法
基本的に2ℓを3本+屋外のカルキ抜き用2ℓを1本で回しています。追加で実験用に、1ℓを2本使って、更なる効率化を探っています。
ペットボトルキャップの数字1~3は、若い数字ほど最近に仕込んだという意味です。
例えば、一番古い3番を使い切ってまた仕込みなおす時は、1番のキャップを被せます。
そんなわけで、100均のセリアで買ってきためだかの幼稚園で、今日もゾウリムシがぱくぱく食べられているようです。
秋までにどこまで増えるのやら。