爆風の中、行ってきました。
タケノコメバルは春先だと、25~30㎝なら割りと簡単に釣れて、しかもよく引く、伊勢湾の癒し系のターゲットです。
暴風のため、僕たち以外の釣り人0
3/17 23時ごろ、鬼埼漁港に着き、車から降りると、風速10m/s以上はあろうかという暴風でした。
出発前に天気予報を確認したところ、北西の風だったため、位置的に追い風になる四日市に行こうか迷ったのですが、友人二人が、バチ抜けシーバスのワンチャンスに賭けたいとのことで、知多半島に来てしまったのですが、
基本的に、海沿いの風速は、天気予報の風速×2倍と考えておいた方がいいと思います。風速7m/s、絶対にこんなにヤバくないです。
とりあえず現地に着き、外に出て3秒で、
「帰ろうか」
という案を出しましたが、折角来たので、とりあえず5分だけやろうということに。
三月ももう中旬なのに、防寒着着てても寒い。。
あたりがあるような気もするけど、風に竿が煽られて、何がなんだか全くわかりません。
週末の鬼埼漁港ですが、強風で誰もいない。。
そんな中、友人の一人が、
「釣りしたことは無いけど、港の奥に、風裏になる小屋がある。そこに移動しよう」
と言うので、行ったことのない場所へ移動することに。着いてみると、確かに風は若干弱まったような気もするので、釣り続行です。
普段なら根魚、五目狙いの場合、ガルプイカタンをまず投げますが、あまりの強風のため、くさ~いガルプをセットするのがちょっとめんどくさく、友人にグラスミノーSを借りて、投げまくっていると、
タケノコメバルです。
強風に煽られながらの釣りなので、ルアーがどのレンジを泳いでいたのかが全く分かりませんが、海藻エリアの中層を通っていたのではないかと予想します。
ちなみにこいつは、すぐにリリース。
暴風の中、ランガンしていると、
さっきよりも大きいタケノコでした。
この後何度か当たったのですが、風が弱まり、引き潮になってからは、反応も無くなり、吉野家で牛丼を食べて帰りました。
タケノコメバルは中層引きがいいこともある?
知多半島で数多くのタケノコメバルを釣っている友人の釣り方は、
「1m位沈めて、まあまあ早巻(ハンドル1回転/1s程度)」とのことでした。
僕ばずっと、タケノコ=根魚だと思っていたので、ゆっくりずる引きでよく釣っていたのですが、体形を見ても、ヒレが発達していてスリムで、習性も海藻を好むというところから、カサゴというよりはバスにかなり近いように思います。
そんなわけで、これまで僕の中では外道扱いだったタケノコメバルですが、近場で釣れる面白い魚(カサゴと違い、ただ底をずる引きが正解というわけではない)ということに気づいたので、また狙ってみたいと思います。