上海の外れで一泊
そんなわけで、当初の予定(?)では、余裕をかまして上海浦東空港の構内で野宿するつもりだったのですが、さすがに汗もかいたし疲れたし、天気予報を見ると、夜は結構凍死できる寒さのようなので、とりあえず空港内のホテル紹介ラウンジ?に突撃。
「一番チープなホテルどこ?」
「ここです」←早い
[googlemap lat=”31.169235″ lng=”121.749685″ align=”undefined” width=”300px” height=”200px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]31.169235,121.749685[/googlemap]
空港からの往復の送迎込みで320元。ちなみにこのホテル、ネットで値段を確認したら、その1/3位でした。中間マージン半端無いです。くやしいです。ちなみに上海内で英語が通じたのは、この人だけでした。エリート詐欺師め。
※上海空港でのチェックアウト後、空港内には無料Wifiが見当たらず情報が0だったので、事前にしっかり調べるか、ホテルの予約をしておくべきです。
エリート詐欺師(本当はちゃんとした人かもしれない)からホテルの予約書を受け取り、シャトルバスの運ちゃんに渡して、高速?を使って10分程度のホテルでした。
そんなわけで、せっかく安ホテルにゴージャス(一人なのになぜかツインの部屋だった)に泊まるんだし、王様気分で町を見物してみるかと思い、スマホナビを片手に外出。
中国は本当に、おそろしい国です。気を抜いていると、歩道を歩いているだけで車に殺されます。歩行者がいても赤信号ですら完全無視。
さらに電気で走る原付が流行っているようで、省エネ走行を追及しているのか、もうブレーキ取ったほうがいいんじゃないか?という勢いで永久に止まりません。環境にやさしく、人には厳しい。本当にそれでいいのか?
順番待ちで並んでいると、抜かされます。抜かされると、また抜かされます。どうすれば良いか。自分も順番に割り込むしかないのです。これは戦争なのです。
あとホテル以外ではフリーのWifiがありません。使いたいなら金払えよという感じ。スタバのWifiですら、「タイトルナンバー無い奴は無理」と一蹴される始末。
泊まったホテルも、ホスタピリティー0。チェックアウトのとき、さっさと出ろと手を払うジェスチャーをされました。まじでか。僕はお客さんですよ。
スーパーは値段も品揃えも超カオス。食べ物は基本安いのですが、着る物は高いように感じます。また、リュックサックはごつい奴が1000円程度だったのでつい買ってしまいました。
辛いものが食べたく、辛そうなお店に入ってみると、
ので、表に出て看板の写真の料理を指差して注文。
写真とは大分違うやつが出てきました。混ぜて食べる汁無し麺のようです。あっさり味で全く辛くは無く、うーん。スープは限りなくお湯に近い、激アメリカンなチキンスープでした。
てな感じで、全てが無茶苦茶で、何日居ようとも心温まるエピソードは出てこなさそうですが、混沌を面白がることができるツッコミ系の方のみ、超おすすめです。
(つづく)