台湾でエギング その3

3日目

6/12

いつも通り朝4時半に起きて最寄りの港を攻めた後、柏維君お気に入りのお店で朝食をテイクアウト。

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焼いた牛肉を卵で包んで焼いたものと、イカボールとイチゴティー。 確かNT$60くらいでした。

昼は馬公市街地近くの潮の流れが速そうなレインボーブリッジ周辺を探索。

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これがかの有名らしい(?)レインボーブリッジ。干潮だったからか、湾の中はどシャローでした。海藻さえあれば、絶好の産卵スポットになりそうですが。夜は花火も上がるみたいです。

あと、ここはちょっとおしゃれな感じが漂っており、なんとなく釣りをする場所ではない雰囲気があります・・・。

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外海は潮も速くかなり澄んでおり良い感じですが、墨跡はありませんでした。でも足場も良いのでハイシーズンには期待できそう。

ここでスコールに遭遇。澎湖島は雨が少ないと聞いていたのですが、降る時は降るようです。

R_DSC01149雨具を宿に置いてきてしまったので、破れかけたテントの下で1時間ほど雨宿り。悪くありません。

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澎湖島には野犬が多いけど、ちゃんと立場をわきまえているようで、怖い感じはありませんでした。

雨が止んだので、もっと北に進むか悩んだのですが、今日は戻ることに。

ついでに帰り道の途中にある、鎖港の突堤を見てきました。

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今回の旅で回った中では墨跡を見る限り一番期待できそうでした。柏維君もここででかイカをばらしたとのこと。ここでは柏維君以外で初めて他のエギンガーを見かけました。

ただ、濁りやすい釣り場のようで、この日はイカパンチすらありませんでした。

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イカが入ってきやすそうな湾内。

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外側はやはり澄んでいます。

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夕方は柏維君とのラストフィッシング。

台風のうねりが来ていて、テトラ際にサラシができていたので、のべ竿で50アップのチヌを活エビで狙っていましたが、餌取りのあたりのみらしく、

「Where is fish!!!」

と叫んでいました。

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夜は地元民が集まる麺屋で台湾風とんこつラーメン。

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日本のとんこつスープとは違って澄んでいますが、コクがあって美味です。ソーセージは甘い味付けでした。

柏維君から、イカの話や台湾北部と南部の文化の違いやなんかについて色々教えてもらいました。

日本では雨後のイカ釣りはタフだという定説がありますが、その理由は生物学者柏維氏によると、

「イカは確かに浸透圧の変化には弱い。が、雨後にイカがタフる原因は、海水の塩分濃度の変化によるものではない。降雨による海水中のイオン濃度変化は無視できる程に小さい。イカ釣りにおける雨の悪影響は、単に潮が濁ることだけだ。」

とのこと。実際、この話を聞いた後、潮が澄んでいる場所で雨の中新子を爆釣しているので、個人的には納得しました。

4日目につづく。

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