僕が神と崇める名古屋のルアーショップおおのの渡辺店長に、
「南湖だと例年、一日に50up10本以上釣れる日が年に何日かありますよ」
という、バス歴20年以上にして生涯50up捕獲数0の僕からすると法螺にしか聞こえない話を聞き、その真相をまさぐりに一人、琵琶湖に突撃しました。
僕は職業柄、ノートPCとスマホと電源とwifi環境さえあれば世界中どこでも仕事ができるので、
「昼間はスタバで仕事して、夜はバス釣り三昧だー!!」
と意気込んで、布団と着替えを車に積み込んで出撃です。
1日目
釣り場について、初めての釣り場なので地形がよくわからず、連続で根がかり。
で、根がかり連発しつつも
「また根がかりかー・・・、あれなんだこの地球、動くぞ・・・」
と、まぐれフィッシュGET。
うーん。釣れてもうた感がはんぱ無い1匹ですが、適当にやっても釣れるなあ・・・。
これは期待ができそうです。てなわけで初日はひたすら根がかりしまくりつつ地形を把握して終了。
愛車のフィットの後部座席を全部倒してフラットにした上にすのこを乗っけて、その上に布団をのせて、車上荒らしにあわないかガクブルしながら就寝。
2日目
初日の根がかりロストの多さにビビッてしまい、完全に障害物を避けて釣ることにしました。
そしたらこんなへらぶなチックなバスが。
こいつはメジャーで計る前は完全に45cm(僕のバスレコード)超えた!!と思ったのに、写真取る直前に恐縮して10cmほど縮んでしまったようです。この時点で、
「南湖すげええええ、てかここは50cm未満のバス釣っても写真取る必要ないのかも」
と思うほどアベレージが40cm↑。湖北で釣れるいつものサイズに+10cmしたような感じのバスががんがん釣れてきます。
で、人生初の50upがさりげなくついに釣れました。
こいつはがりがりすぎて全く引かず、ランディング時はおろか写真を撮るときも超おしとやかでした。口あけ尾閉じで51cmくらい。完全にインチキ50upです。ノーカンの方向です。
恐らくこのバス的には、冬眠明けで「久し振りにめしでもくうか~」と思って食いついたらなんか元気な魚に引っ張られて陸まであがっちゃったけど、多分夢だったし気にしないって感じだったのでしょう。
この後も40upは釣れるけど、段々写真取るのがめんどくさくなってまいりました。
3日目
そのうちちゃんとぷりぷりな50up釣れるんちゃうーん。
てな感じでやってると、日没1時間後にもんのすごい空気読まない感じの引きでドラグを鳴らしまくるやつを掛けてしまいました。
プリップリの45うpGET。
こいつはどう頑張っても50ないので、写真も適当です。
この日を境に気温がかなり上がったので、釣れるバスも冬のがりがりで引かないバスより、ちょっとデブでエラ洗いしすぎなバス率が大幅アップです。
4日目
ヒットルアーがロスト多発で尽きそうになったので、地元の釣具屋を何軒か回ってみたのですが、どこにも無い・・・。着替えのパンツももう無いので、琵琶湖ホームレス釣行もそろそろ終わりかなあと思ってると、相変わらず40~45くらいはもりもり釣れて、もりもりばらしまくりつつも、
50?・・・うーーん。。。多分セーーーフ!!!!!
もう僕満足!帰る!!!!
てな感じでストップフィッシングです。
全体的に春のバスが増えてくるにつれてエラ洗いのときやハンドランディング直前のばらしが多く、掛けたうちの3割はばらしてるという情けない結果でした。次回はネットもって行こうかなあ。
さすがナイロン2号ということでラインブレイクは無かったのですが、いつものようにフロロ4ポンドで突撃してたら・・・と思うと恐ろしいです。
今回は釣ったことの無いようなサイズのバスがぽんぽんと釣れてしまい、インフレ感で感覚がおかしくなってしまいましたが、とりあえず色々な気づきもあったので、次回はもうちょっと、掛けた奴はばらさずにちゃんと取り込めるように工夫したいです。