【悲報】 Google、Android SDK以外でのアプリ作成を全面禁止。Unity、AIR、PhoneGap、Monoなど死亡
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1353032773/
とのことです。血の気が引いた開発者の方も多いとは思いますが、転載元の記事を見る限り、僕は、
「端末メーカーに対する独自改造AndroidOS実装の禁止令」
のように読み取りました。
ただ個人的に、どちらであったとしても、朗報です。
現在、僕はAndroidのネイティブアプリ開発に絞っています。理由としては、
- iOSは市場予測によると今後シェアを縮小していく。クロスプラットフォームなアプリを出して目先のお小遣いを増やすために時間を費やすよりも今は、自分の考えがどこまで通用するかや、ノウハウ(国内や海外のニーズの違い等)の蓄積を優先させたい。
- Unityで作ったアプリは、電池の消耗が激しい。また、謎の起動不能不具合(マーケットのレビューでたまに見ます。)があったり、3Dモデルの素材の作成に多大な労力がかかることがわかったため、導入を見送った。
- 大人しくAndroidSDKの既存機能を使って作れば、案外OSバージョン毎の挙動の違いはわりと気にならない。そもそも元々AndroidSDKはOSバージョンの違いを吸収できるように作ってある(と信じている)。
※ただし2.3以降 - Webアプリは通信量が半端なく、サーバー維持費がとんでも無くかかるため、なるべくクライアント側で完結させたい。
といったところです。
「UnityやAIRでの開発が全面的に禁止」というのは無いとは思いますが、
どこまでも延々と整備されているAndroid Deveropersのドキュメントや、OSバージョンアップの速度から、GoogleがAndroidへかけているパワーの大きさを感じます。
といわけで僕は流れ的に、Androidのネイティブアプリ開発のリスクが最小かなと見ています。
技術進歩のスピードが凄まじいため、技術を使う側の人にも習得のスピードとモノを作り上げるまでのスピードが求められているような昨今です。しかし実はそんなものよりも、「今後、どの技術がブレイクするか?」「どんなものが受け入れられるか?」という選別眼こそが、弱小デベロッパが生き残っていく上での強力なアドバンテージになっていくと考えています。
ただ僕の場合、その判断基準はいつも、自分にしっくりくるかどうかという、野生のカンだったりします。