M2 macBook Pro13インチを買ったら開発のモチベーションが爆上げした件

M1Macの発表時から、ずっと超激烈に気になっていたArm Mac(M2 MacbookPro 13インチ)をついに購入しました。

使い始めてまだ2週間経ったばかりですが、僕が開発用マシンに求めている、

  • 高速な処理(主にAndroidアプリのビルド)
  • スワップしない十分なRAM
  • 筐体が熱くならないこと
  • 静か
  • 長時間バッテリー駆動

という条件を、パーフェクトに叶えてくれているものだということがわかり、Webやモバイルの開発用途であれば、個人的にはベストチョイスかなと思っています。

どれを買うべきか、調査

冬はこたつで、夏はソファーに横に座りながらノートPCで開発するのが、僕的には一番快適なのですが、手元のインテル7世代Thinkpadでは、Android studioやvs code等、IDEのCPU負荷が意外と高く、ずっと不快な排熱とファンの排気音、短いバッテリー駆動時間に悩まされていました。

M1 macが発表された当時、「これはすんごいPCが出てきたな!!」と、かなり衝撃を受けました。トップクラスのCPUのシングルタスク性能に加え、省エネ、低発熱。手元のPCと比べると、未来の道具かと。

続いてM1 proやMaxについてもインプレ、レビュー(海外情報含む)を見まくった上で、仕事でm1のmini、Air、MacbookPro 13インチと一通り購入して触ってみたところ、

  • miniはガチでコスパがすんごい(筐体自体は小さいけど実際は、ケーブルやディスプレイ、キーボードが必要なので、持ち運びはめんどくさい)
  • Airは軽いけど画像処理など高負荷時、排熱に問題あり
  • 13インチはファンも付いててバッテリーも大きくて、めちゃくちゃ使いやすそう

M1 Pro、Maxについては、

  • 画面めっちゃキレイ
  • RAM64GB積みたい、10年間は戦えそう
  • でも、Android開発、Web開発用途では、そこまでビデオ性能を必要としていない
  • あとそもそも、バッテリー駆動時間と発熱を犠牲にしてまで、高速なコンピューティングを求めていない

という結論に達し、見送ることに。

また、M2については、Airと13インチの情報を1カ月間調べた結果、

  • ほぼどのレビューでも、Air or 13インチの比較では、筐体が旧モデルの13インチよりも、ディスプレイとインカメが新しくなったAirを推奨していた
  • ただやはり、CPUパワーがM1より上がっている分、排熱問題が深刻化している様子

というところで、m2のAirと13インチの情報を1カ月間調べた結果、13インチのRAM24GBを購入しました(本当はRAMは32GB積みたかった・・・)。

RAMについては16GBのインテルMacでは明らかに不足して仮想メモリを使いまくっていたものの、今のところ、ブラウザ20タブ+vs code 2ウィンドウ+Android studio(実機デバッグ)の使い方では、24GBでも足りているようです。

使ってみた結果

Android開発、Web開発用途では、完全にストレスフリーです。

Winノート(Intel7世代、RAM32GB)では3〜5分位はかかっていたリリースビルドが、18.5秒で終わってしまいました。CPU温度も大して上がらず(人肌程度?)。

これにより、あれほど着手に腰が重かった開発が、進む進む。音と熱によって集中力が途切れることが無く、作業中トイレに行く回数すら減ります。

逆に、働きすぎによる腰への負担、運動不足が気になるレベルです。

ただ多分ですが、動画編集とか、Unityとかの開発用途の場合はもっとCPUパワーが重要になり、上位機種が必要だったりするのかもしれません。

今後

現在、円安に加え世界的に半導体不足ということで、あまりPCの買い替え時とは言えない状況ですが、今回やりたい作業があったため、タイムイズマネーということで、M2macを購入しました。

ただ今後、CPUのプロセスルールは更に微細化(現状5nm→2023年には3nm等)していくと言われており、その結果今よりもっと早く、省電力になっていき、PCやスマホはまた数年後には劇的な性能向上を果たしているものと思われます。

https://www.techpowerup.com/img/t0L4aARlFfrFrsUb.jpg

これによりスマホもPCも、今よりもっと劇的にバッテリー持ちが良くなり、高速になって、今よりもっと高速になったモバイル回線と合わせてできることがもっと増える、というのが、5Gとか6Gで喧伝されているところです。

その先にITで具体的に何ができるか?について、技術面だけでは無く、市場動向を見つつ、どうニーズを満たして、その結果どう社会をよくするか、まで考えることが、技術者としての使命であり、また醍醐味かなと思います。

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