11/19 紀伊長島ティップランエギング&タイラバ

個人的に、2016年のメインイベントでした。

2015年は三重県のアオリイカの水揚げ量が記録的に少なすぎたらしく、その対策として、産卵床を沈め、アオリイカ資源量の回復を図っているとのことでした。

今年の8月頃海水浴に行ったときには、子イカを多数目撃したため、今年こそは期待が持てそうだと思っていて、実際9~10月頃までは好調だったようなのですが・・・

発端

親戚の漁師のおじさんが

「釣り行きたくなったらいつでも船乗せてったるで電話くれ~」

とのことで、激務でプライベートもままならない状態にもかかわらず、速攻で約束です。

【予定】

11/18・・・釣り船予約、夜は地元の居酒屋にイカを持ち込み刺身で酒盛りして民宿で1泊
11/19・・・おじさんの船で釣り

【現実】
11/18・・・1週間前に民宿を探したところ、全て満室。仕方なく車中泊を覚悟しました。が、更に前日、波が高いため、船が出ないという非常事態。。。

11/19・・・前日と打って変わり、波は精々1.5m、風も強くなくティップラン日和な予報。

そんなわけで、11/19の朝に出発です。

名古屋⇒紀伊長島の途中、松坂付近で、すごい霧。
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どんどん濃くなる。。
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何とか到着し、開始30分ほどで、待望の1杯目(300g程)

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※塩害によるスマホの故障を恐れ、現地での釣り中の写真がありません。ご了承ください。

タイラバ

ところが、一匹目は奇跡の一匹だった様子。おじさんが地元の釣り中の仲間に連絡を取っても、「アオリは0。キジハタばっかり」とのこと。

というわけで、タイラバにチェンジです。
エギをタイラバに付け替えるだけで、竿も糸もティップランの道具そのままで楽しめるところがポイント。

全員初タイラバでしたが、ちょくちょくヒットはあります。が、日が昇りきっていることもあるのか、中々乗らない&ばれまくります。友人はキロ確実のアオリをばらし、僕は50㎝以上はありそうなハタをばらすという痛恨のミスを連発。

そんな中、僕らのおじさんが黙々とハタを水揚げしまくっていきました。

今日一の大物、40アップのキジハタ。百貨店でたまに見かけますが、絶対に手が出ないお値段。。

こいつは友人に三枚におろしてもらいました。

そしてアカハタ。

ハタの仲間は生命力が強く、昼に釣ったやつをクーラーボックスに入れて家に持ち帰って捌くときまで、大抵生きていて、暴れます。
僕が釣った唯一のアカハタは、釣り上げた直後に5㎝程度のウチワエビを吐きました。普段いいもの食べているので、スタミナも違うのでしょうか。

タイラバって重りと赤いピラピラだけで、なんでこんなのが釣れるの?と思ってましたが、小さいイセエビやウチワエビが逃げ回ってることがイメージできて、納得です。

タイラバでの釣り方

事前でネット等で予習したところ、

「着底させてから、ゆっくり巻く。ひたすらゆっくり巻き、また着底させるの繰り返し」

という釣り方が一般的らしく、友人とはその通りにやっていたのですが、バンバン水揚げするおじさんの釣り方はこうでした。

「少し投げて着底させてから、底をずる引きしてくる」

※おじさんメソッドと命名

一般的なタイラバの釣り方は、中層の鯛には有効だと思われますが、今回のようにほぼ無風の状況で根魚を狙うには、おじさんメソッドが超有効だったようです。

ただおじさんメソッドの注意点として、ティップの弱いティップランエギングの竿で60g前後のタイラバを投げるため、ガイドに糸絡みがある状態で投げると、一発で竿がポッキリ行く危険性が高いです。

高級魚が釣れるか、竿が折れるか。最高にハイリスクハイリターンです。

食べてみる

日本海で釣れたキジハタは、25㎝程度でも適度な脂があり、カサゴなんか目じゃないくらいに美味しかったのですが、三重の30㎝のアカハタと40㎝のキジハタはどれほど旨いのか、期待が膨らみます。

家ではいつも根魚が釣れると大抵、少しだけ刺身にして、あとは皮付きでしゃぶしゃぶか湯引きにして食べています。

刺身はコリコリしていて、脂がのっていておいしいです。癖はほとんどありません。魚なんだけど、肉?のような感じも受けました。そんな、魚を超越したお味。

しゃぶしゃぶして適度に半生で入れて食べると、味が濃くなります。
アカハタのみ皮を残したのですが、皮と身の間の脂に、若干の香ばしさを感じました。赤ワインにも負けないパンチのある味で、夫婦であっという間に食べきってしまいました。和食のお店で食べたらいくらになるのか考えると、ちょっと恐ろくなるような贅沢です。

アオリの身以外(げそ、くちばし等)は軽く塩してげそ焼きです。安定のうまさ!!

オニカサゴもいるぞー!!

タイラバはターゲットの魚種が多いため、割とシーズンが長い釣りのようです。最近聞いたのですが、紀伊長島の海にはオニカサゴが釣れる場所もあるとのことで、暖かくなったら行こうとお誘いを受けました。オニカサゴは、回らないお寿司屋さんで活かしてるのを一度食べたのですが、激ウマだったので、どうにか時間を作ってまた突撃したいです。

ヒットルアー

ハヤブサ(Hayabusa) 無双真鯛 フリースライド VSヘッド コンプリートモデル

60gの赤とオレンジがこの日のヒットカラーでした。

 

ライン

モーリス(MORRIS) バリバス アバニ エギング ティップラン PE 200m

ティップランで一押しのPEラインです。
0.4号が意外と引っ張り強くて、強くて気に入ってます。
コスパも良くて、個人的にこれ一択。

おしまい。

 

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